
指輪 リフォームの情報掲載
結婚難民現在、日本では「結婚適齢期」といわれる20代中盤から30代中盤で男性の独身者比率が急増しています。
25~29歳の男性の未婚率は72・6%にも達し、30~34歳の男性でも47・7%、実にこの世代の約半分の男性が結婚していません。
この世代は、ちょうど就職活動時期が就職氷河期に重なってしまった、いわゆる「ロストジェネレーション」、通称ロスジュネ世代です。
そのため、就職する意欲はあるのに、企業が採用人数を抑えたため、就職できなかった人が多く、30歳前後に至るまで一度も正社員になれずに来た非正規雇用の労働者がおよそ3割を占めます。
日本ではいまだに、結婚となれば男性に稼ぎ手としての能力を期待する傾向が大ですから、この世代の未婚率が上がるのはいわば当然でしょう。
一方、経済的にも社会的にも結婚できる素地は十分あるのに結婚しない男性も、増え続けています。
その理由は諸説あり、詳しくは本文に譲りますが、多くのロスジュネ世代の未婚男性を取材した実感で言うならば、「相手選びを間違えている」ことに尽きます。
現代日本の女性を巡っては、21世紀になってから数多くの結婚に関する分析やエッセイが出版され、ときとして、流行語にもなってきました。
『負け犬の遠吠え』や『「婚活」時代』のヒットは、今でも記憶に新しいところです。
その中身については本文中でも紹介していきますが、その一方で、男性側から見た結婚事情についてはあまり語られてこなかったのが実態ではないでしょうか。
そのため、「結婚しない男」は、女たちに、家庭を背負うだけの責任感がないだとか、女を口説く甲斐性もないだとか、自分の世界に逃げ込んでいるだとか、散々な言われようでした。
しかし、冒頭で書いた通り、現在結婚適齢期にあるロスジュネ世代の男性(以後、ロスジュネ男と呼びます)には、経済的事情などから結婚したくてもできない人も多いのです。
ところが、多くの結婚に関する本は、結婚しない男はすべていっしょくたに語った上、まるで「わたしたち女が結婚できないのは、あんたたち男が女を口説く甲斐性がないからだ」と言わんばかりです。
本当にそうなのでしょうか?
非正社員のロスジエネ男が、結婚しようとしないのは、「自分には女房子どもを食わすだけの力がないから、こんな身の上で結婚するのは申し訳ない」と思っているからでは?責任感がないどころか、むしろ責任感に縛られ過ぎて、結婚できないのではないでしょうか。
他方、結婚できる経済力があるロスジュネ男が結婚を踏みとどまるのは、結婚したいと切望するような女性がいないためなのかもしれません。
そんなことを考えているうちに、もしかしたら、結婚難を招いているのは、むしろ女のほうではないか。そんな考えが頭に浮かんできたのです。
そして、この疑問を解決すべく、取材を重ねた結果、未婚化・非婚化が進む背景には「結婚するのに難がある女」の存在があると確信するに至りました。
つまり、優しくて、スマートで、そしてやや優柔不断な傾向のあるロスジエネ男の多くが、「結婚してはいけない女」と付き合っていることが、未婚化の一因なのではないのかとー。
しかし、案ずることはありません。
ロスジエネ男が抱きがちな固定概念や女に対する考え方をちょっと変えれば、「幸せな結婚」に向かう方策はいくらでもあります。
本書では、難民と呼んでも大げさではないくらい深刻な状況下ニャるロスジュネ男が結婚に躊躇する背景、結婚できない事情などをレポート。
つつましいけど温かい、愛ある暮らしが実現する、具体的な「結婚への道」も提示していきます。
研究者になりたくて食品会社や化粧品会社、消費財業界など、ほとんど受けましたが、経済的な事情で大学院に行ってないもんで、全落ちです。
仕方がないので、小さなシステム会社に就職しましたが、これもまたツイてないことに、ITバブルが弾けて、入社2年目で倒産しちゃいました。
で、キャリアがないから、転職もままならず、結局そこからずっと派遣ですよ。
それでも当時は、大学の同級生だった彼女がいましたが、僕が派遣になってから、話題が暗いだとかなんだとか言ってそのうち去っていきました。
このあたりからは悲惨ですよ。
気力をなくして、それまで趣味だったバイクのツーリングやカメラなんかの趣味もやめちゃいました。
正直、バイクのメンテナンス代やガソリン代、カメラの現像代なんかが高くつて、やってれなかったんです。
そんなこんなで今は、カネがないから家と会社を往復する毎日です。
だから、仲間との交流もなくなって、合コンに誘われる機会もほとんどありません。
職場も、元SE(システムエンジニャ)だった子持ち主婦や僕みたいな氷河期世代の派遣男ばっかりですからね。
出会いはほぼ皆無です。
寂しいですね。
でも、昨年、派遣の同僚が、僕らのいわば監視役だった正社員の女性社員と、結婚したんですよ。
相手はかなり歳上で、しかもデキちゃった婚でしたけど。
でも、彼、すごく幸せそうだったんで、やっぱ結婚っていいな~と思って、この間、ネットで見つけた結婚相談所に申し込んでみようと、そこに行ってみたんです。
ところが、年収200万円台の派遣社員だと、条件だけで跳ねられるらしい。
「あんまり、ご紹介できる女性はいないと思うんですが」と紹介所の人に、やんわりと入会を断られました。
女性に断られるならまだしも、入会すらできないなんて、情けない話です。
で、最近は、だったら自力で探そうと、大学時代の同級生に声を掛けて、合コンに誘ってもらったりしてるんですが、派遣って言った途端に相手の表情が変わるのが分かるんですよね。
それでも、なんとか女性と付き合いたいと、休日は図書館に行って、恋愛の本とか借りて研究してます。
それに、正社員の口はないかと、転職サイトも頻繁に見てるし。
でも、成果はほとんどないですね。
ほんと、この先、もう少しまともな暮らしをするにはどうしたらいいか途方に暮れています。
正社員じゃないから、7年付き合った彼女とも結婚は無理、Bさん仕事は、会計システムなどのプログラミングの請負です。
ある小さなソフトハウス(大規模システム開発の孫請け会社)から請負で、仕事を貰っているので、月給は30万円を超えるときもあれば、体調が悪かったり仕事がなかったり、指名されなかったりすると、月収10万円を割る月も。
だから、安定はしていないですね。
僕はいわゆるミュージシャン崩れで、実際、地元・秋田では、ライブハウスの常連ミュージシャン。
ファンも結構いました。
10代から音楽を始めて、東京で音楽をやる口実に、システム系の専門学校に行って、いちおう卒業して。
でも、当時は就職環境も悪かったし、どうせ就職試験にも受からないだろうし、もう少し音楽がやりたいと、結局ズルズル27歳まで音楽活動をしてました。
で、ミュージシャンだけじゃ当然食えないから、親に仕送り5万円だけ貰って、残りをプログラミングの請負や、ホームページ制作などの下請けで食いつないできたんです。
でも、27歳になったとき、親が当初の約束通り、仕送りをストップ。
ライブハウスのステージレンタル科とかで借金もあったし、バンド仲間とも大ゲンカしたりして、ブルーになっていたのもあり、親にそれとなく「田舎に帰ろうかな」って言ったら、「帰ってくるな」って言われちゃって。
親は田舎で兄夫婦と電器屋をやっているんですが、邪魔が入るのが嫌だったみたい。
その代わりに、「手切れ金」みたいに、50万円くれました。
カネがなかったから情けないことにしっかり貰いましたが、あのときはほんと、ミジメでしたね。
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